退職後の社会保険料はいくらかかるか知ってますか?

会社を退職した時に注意したい点として必ず挙げられる社会保険料ですが、すぐに転職する場合を除いてはこの社会保険料をしっかり見積もっておかないと、後でとても困ることがあります。この記事では想定外の事態にならないように注意点をまとめましたので、是非事前に確認しておいてください。

*最初にお断りしておきますが、この記事では注意ポイントのみお伝えします。具体的な数値(金額)や期間については別途確認をお願いします。

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社会保険料のタイミングに注意せよ

時間差攻撃

基本的な事ですが、退職後に支払う社会保険料といえば国民年金と国民保健ですが、年金は年毎に決まった額を支払うので今回の話とは関係なく、今回は国民保健の支払いについてです。

国民保健は昨年の所得に応じて支払いが生じます。退職した年の残りの期間は昨年の所得に応じた額を月数分支払う必要があります。当然ながら前年の所得は退職前の額なので、それなりの金額であると思われますので、支払額もそれなりになってしまいます。

無収入なのに

さらに辛い現実ですが、上記に加えて退職した次の年にも多額の保険料の支払い通知がやってきます。え?無職になったのに?って思いますが、前述のように前年の所得に応じて計算される為、退職するまでの所得に応じた額を請求されるのです。辛いですよね・・・。

いつまでなのか

そんなに長く?

額が多くなる上に、もっと嫌な事があります。それは支払い期間です。1月から12月で支払うのであれば退職した次の一年で終わるのですが(ここで終わるというのは想定より多額になる期間が、という意味です)、期間の開始が6月なので、退職した翌年の6月から1年間+もう1年間の支払いが生じてきます。

つまり退職してから約2年間は多額の保険料を覚悟しなければなりません。

結局どのぐらい見積もっておけば良い?

概算でこのぐらい

自分が年収700万ぐらいの時期に退職した時の数値を参考に書いておきます。(おおよその額なのであくまでも参考程度にしてください)

9月退職すると、翌年5月までの保険料がだいたい月に5万円、その翌年度の支払いがだいたい4万円でした。ちなみに増額期間が終われば月に1万程度の支払いになる予定です(現在はまだ多額期間中)

まとめ

退職後は収入が見込めない状態になるため、退職前にしっかり確認して困らないようにしたいですね。自分は実際に退職の準備をしている時に初めて知った事がとても多く、かなり苦労しました。

今回の記事はそういう事があるって知れるきっかけになれば嬉しいかな?という思いで書きました。ご参考になれば幸いです。良い退職後の生活を送ってください!

雇用保険についてはこちらの記事を参考にしてください。

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