終身雇用は崩壊?現状を解説【転職】

今回は「現代における社会構造の変化」についてお話してみます。多くの企業で終身雇用制度は終了しました。近年、フレックスタイムやパートタイムなどの労働形態の多様化やグローバル化などの影響で、企業はより柔軟な労働力を求めるようになりました。しかしながら、終身雇用制度はまだ一部の企業では採用されています。昔からある古い考え(年功序列、終身雇用など)をずっと引きずっている人が多い今の時代ですが、時代は着実に変化してきています。その古い考えのままで良いですか?という問いに、ピンとこない人はちょっと考えてみましょう。この記事を最後まで読んで頂ければ、時代による社会構造の変化が分かると思います。是非転職活動の中で現実をしっかり確認して、良い転職になるように願っています。

では順番に解説していきます。

JAC Recruitment

終身雇用は今でも通用するのか?

昭和の時代から生きている人にとってある意味常識だった「終身雇用制度」ですが、当然ながらそのような制度は時代と共に変化してきています。

終身雇用制度は終わった

今はもう終身雇用制度は終わった、と言われています。アメリカなどの企業では何年も先を行っていて随分前からもう終身雇用などとっくに終わっていて、自分の友人も数年前からアメリカのとある企業(多分みなさんご存じの割と有名な企業です)に勤めていますが、常々「次の人事で職を失うかも・・」といつも言ってます。

これは対岸の火事ではなく、日本でも着実にそういう時代が来つつあります。昭和の時代の感覚のまま、いつまでも終身雇用制度にあぐらをかいていては危険ということです。

年功序列はどうなっているか?

その一方で、年功序列はどうなっているでしょうか?

年功序列はまだ残っている

終身雇用制度と違って年功序列制度はまだまだ残っています

とは言え、徐々に無くなりつつあります、そういう傾向にはあるものの、どうしても上層部の方々がドラスティックな変化を容認出来ない企業が多いのだと思います。要するに上層部からしたら「自分の首を絞めるような行為」になりかねないので・・。

おじさんが強い

これは次のテーマに繋がってきますが、才能のある元気な若者がいくら頑張っても、歳をとったおじさんには敵わない・・・という事がとても多いようです。頑張った度合いの割に報われ方が少ない、そんな状況のようです。これはやる気が失せてしまいますね、非常に良くない事ですが、残念ながらこれが現実であることは認識しておくべきです。

しかしながら、こればっかりはサラリーマンをやっている以上は仕方のない部分でもあるようです。もし本気でそれが嫌ならば、企業のしがらみから解放される「フリーランス」になるぐらいしか無い、というのが現状です。今のままサラリーマンで頑張るか?という点も検討するべきかもしれません。

働かないおじさん

これも話のネタになる事ではありますが、いわゆる「働かないおじさん問題」です。

給料は高い

中高年で昔は仕事バリバリにやってきただろうけども、今はあまり仕事も与えられず、一日ネットサーフィンを楽しみながら、たまに事務処理をするだけ・・という感じで、それでも給料だけは人より多め、という、非常にたちの悪いおじさんです。若者がそういうおじさんの給料を知ってしまった時の衝撃は想像を絶するようです。もうやってられんわ!って感じでしょうか・・・。ご自身の行く末がそうならない為にも若いうちに行動しておきたいですね。

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昇進する為には

またこんな話もあるようです。

同じ同期の仲間の中で、課長、部長、事業部長・・・とどんどん昇進していく仲間、どうも彼らの傾向を考えると、どう見ても学歴で見ているよな?という例。

学歴が重要

これはどの会社でも似たような傾向があるようです。前にも書きましたように、所詮評価するのは他人(上司)ですから、どの人も似たような成果を出しているとした場合、決め手は学歴ってなるのも、ある意味納得出来ます。だって、考えてみて下さい。

何を判断材料にするのか

あなたが人事評価をする立場に立った時、部下の仕事をどう評価しますか?日々の業務内容と結果、成果を全て正確に把握出来ていれば、それをベースに判断する事になりますが、現実ではそうはいきません。となると、どうするか?ですが、例えば職場や企業にとって「今後業績に貢献してくれそうな人材」を優遇しておいた方が結果的に会社の為になる、と思わないですか?

となると、どうするか?です。何を拠り所にそれを判断するか?一番分かりやすいのが「学歴」です。学歴をみたらその社員が学生時代にどのぐらい頑張ってきたか?がある程度の指標になります。逆に上司ってそういう事でしか人を判断出来ない事が多いって事です。なんか腑に落ちないと思いますが、恐らくこれが現実です。仕方ないですね。それぐらいしか判断材料が無いのですから。上司も人間の能力を正しく判断する特別な訓練を受けているわけではないので、どの人が将来会社に貢献出来る人材かというのは分かりません。でも学歴で選んでおけば間違いないだろう、というのは誰でも思いつきます。もちろん全てがそうではありませんが、そういう事実も少なからずあるようです。

今の会社での経験値は未知数

井の中の蛙大海を知らずの話にも通じてきますが、今の自分の評価はある意味未知数と言えます。転職して別の評価をされた時にはじめて見えてくるものです。それが結果的に良い方に出るかどうかは自分次第。それでも自分を知る事はその次に繋がってくると思うので、経験値を増やす事は何にも代えがたい自己資産だと思って前向きに考えましょう。

今回のまとめです。

・今はもう終身雇用制度は終わった

→今はまだ大丈夫?ホントかな?って疑った方が良いかもしれません

・年功序列はまだ残っている

→終身雇用制度が無くなるなら年功序列も無くなると思いがちですが、必ずしもそうでもないです。

・働かないおじさん問題

→これはおじさんに問題があるという訳ではありません。

その現実を知った時に愕然としない為の予備知識です。

・学歴だけで昇進する

→薄々感じている人は多いでしょうが、これが現実です。

次の記事では経験スキルをあげていく効果についてお話します。

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