転職に向けて、検討する項目を1つずつ確認してみたいと思います。物事を解決する為には、先ずは現時点を正確に認識する事も必要です。自分を見失いそう、そういう方は是非ご参考にしてみて下さい。
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自分を知るメリットを確認しよう
客観的にふかんする事が重要
他人から見た自分を知る事
先ず自分を知るということは、要するに「他人から見た自分を知る事」になります。つまりは、自分の事を客観的に見る事が必要になります。俯瞰(ふかん)するというと難しそうですが、自己紹介の時に使う方法でやってみましょう。
長所と短所
自分の長所と短所を5つぐらい挙げてみましょう。それって、他人から見たらどう思うでしょうか?実は、自分で長所短所だと思っていた部分が意外とそうでもなかったりしませんか。傾向的に自分の評価は低く見積もりがちです。日本人らしい傾向なのかなと思います。逆に自分では長所だと思っていたけど、実はそれほどでも、という点もあるでしょうし、短所だと思っていたけども、他人から見たら別に短所と言うほどでもない点もあるでしょう。
結局判断するのは自分ではなく相手
相手の目線
自分のことを俯瞰して評価出来たなら、それで自ずと答えが見えてきます。それが出来ていない人は、もう少し時間をかけて、自己分析を行って下さい。相手の目線で物事を見るというのは、とても難しいです。かなり意識してみないと、どうしても自分目線になってしまいます。目線を変えるというのは結構難しい事ですが、まずは一度やってみて下さい。
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相手からどう見えているか
所詮人は見た目
人間見た目より中身だって言われますが、実際はそうでもない事が多いです。身だしなみが整っていない人は、行いもだらしなくしていそう、そう思われます。所詮人は見た目が大事、なんですね。実際人の内面なんて、親密に付き合っていかないと見えてきませんから、仕事で付き合う人に、そこまでの関係になんかなりませんしね。つまりのところ、見た目は大切だってことです。これは自分自身の脳への働きにも影響してきます。ちゃんとした身なりをした自分を鏡で見た時に、自分はこういう姿なんだ・・と、自分の脳が認識します。他人が自分を見た時も同じですね。第一印象というやつです。
井の中の蛙にならない為に
外の世界を知る
井の中の蛙大海を知らずという言葉がありますが、人間どうしても同じ環境に留まることを選択してしまいます。それではせっかくのチャンスも掴めなくなります。もし、仮にチャンスが無くても、外の世界を知るということはとても大事です。知るのと知らないのでは、選択肢も変わりますし、チャンスの幅も大きく変わってきます。経験値が大切と言われますので、自分の殻を破って一歩踏み出すのが重要です。
適正な報酬を得る為の第一歩
今いる位置をしっかり知ること
こうして自分の事を先ずは知る事から始めると、自分の価値が見えてきます。果たして自分は今、それに見合うだけの報酬を得られているだろうか?こういう問が浮かんでくると思います。今いる位置をしっかり知ることで、次に踏み出す一歩が決まってきます。正しい判断をして、方向性を間違えないように、着実な一歩を踏み出しましょう。
時代による社会構造の変化について
終身雇用はもう終わった
時代と共に変化
昭和の時代から生きている人には常識だった終身雇用制度ですが、時代と共に変化してきています。今はもう終身雇用制度は終わった、と言われています。アメリカなどの企業では随分前からもう終身雇用などとっくに終わっていて、自分の友人もアメリカの企業に勤めていますが、次の人事で職を失うかも・・といつも言ってます。日本でもそういう時代が来つつあります。いつまでも終身雇用制度にあぐらをかいていては危険ということです。
年功序列はまだ残っている
おじさんには敵わない
その一方で、年功序列はまだまだ残っているようで、若い方がいくら頑張っても、おじさんには敵わない・・・という事がとても多いようです。頑張った度合いによって報われ方が少ない、そんな状況のようです。こればっかりはサラリーマンをやっている以上は仕方のない部分でもあるようです。もし本気でそれが嫌ならば、フリーランスになるぐらいしか無い、というのが現状です。今のままサラリーマンで頑張るか?という点も検討するべきかもしれません。
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働かないおじさん問題
たちの悪いおじさん
これも話のネタになる事ではありますが、いわゆる「働かないおじさん問題」です。中高年で昔は仕事バリバリにやってきただろうけども、今はあまり仕事も与えられず、一日ネットサーフィンを楽しみながら、たまに事務処理をするだけ・・という感じで、それでも給料だけは人より多め、という、非常にたちの悪いおじさんです。若者がそういうおじさんの給料を知ってしまった時の衝撃は想像を絶するようです。もうやってられんわ!って感じでしょうか・・・。ご自身の行く末がそうならない為にも若いうちに行動しておきたいですね。
学歴だけで昇進する
またこんな話もあるようです。同じ同期の仲間の中で、課長、部長、事業部長・・・とどんどん昇進していく仲間、どうも彼らの傾向を考えると、どう見ても学歴で見ているよな?という例。これはどの会社でも似たような傾向があるようです。
所詮評価するのは他人
前にも書きましたように、所詮評価するのは他人(上司)ですから、どの人も似たような成果を出しているとした場合、決め手は学歴ってなるのもある意味納得出来ます。だって、それぐらいしか判断材料が無いのですから。上司も人間の能力を正しく判断する特別な訓練を受けているわけではないので、どの人が将来会社に貢献出来る人材かというのは分かりません。でも学歴で選んでおけば間違いないだろう、というのは誰でも思いつきます。もちろん全てがそうではありませんが、そういう事実も少なからずあるようです。
今の会社での経験値は未知数
井の中の蛙大海を知らずの話にも通じてきますが、今の自分の評価はある意味未知数と言えます。転職とかして、別の評価をされた時にはじめて見えてくるものです。それが結果的に良い方に出るかどうかは自分次第ですけど。それでも自分を知る事はその次に繋がってくると思うので、経験値を増やす事は何にも代えがたい自己資産だと思って前向きに考えましょう。
以上参考になれば嬉しいです。
それでは良い転職活動を!
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