転職に向けての検討の中で、今居る位置、自分の事を知る事、そういう事も大切です。あなたは自分の自己評価というものを意識されているでしょうか?転職市場で自分の価値を最大限に活かす為のステップです。1つずつ確認してみましょう。
JAC Recruitment
経験スキルをあげていく効果
経験に勝る自己資産は無い
仕事以外でも人生の中で重要な事の1つに経験値というものがあります。経験値というとプラスのイメージがありますが、実はそれだけではありません。
重要な経験値
失敗というのが実は重要な経験値だったりします。失敗は成功の元、なんて言葉もあります。人間は成功から学ぶ事は少ないですが、失敗からは多くを得られるものです。もちろん失敗しても学習しない人は論外です。チャレンジして失敗して、それを振り返ってみて、そこで学びが生まれます。
繰り返さない努力
大切なのは同じ失敗を繰り返さない努力が必要ということになります。将棋の対局で終局後に感想戦というのが行われます。
我々素人の対局でも短い時間でも対局の振り返りをしますが、実は将棋で強くなる為にはこの感想戦をしっかり行う事が上達の近道です。勝った勝負の時よりも、負けた時の振り返りがとても重要で、
- 自分の何が悪かったのか?
- どうすれば良かったのか?
これを自分の考えを見直す、相手の方から教えてもらう、という事で気付きが生まれます。よく成功者の方は、どれだけ失敗したか?が大事とおっしゃられます。失敗の数と質が大切、という不思議な結論になります。最速で失敗を繰り返す人が最速で成功する、とも言われますね。
今の時代、行動力が大事
行動する事
その失敗を恐れずに、行動する事、それこそが人の人生を大きく変える力になります。何も行動しなければ、何も動き出しません。失敗というものにも程度があります。もう再起不能なほどの致命傷を受けてしまうような失敗はダメです。失敗にはリスクがつきものですが、適正なリスクを取るということが重要になってきます。バランスが重要なので、是非そこは強く意識してみて下さい。
何もしない人には何も起きない
リスク許容度
正しくリスク許容度を知った上で、挑戦する姿勢こそが、明日への第一歩ということです。その一歩を踏み出さない人には、明るい明日はやってきません。この星は、行動の星だと言われています。行動しない人は、あれこれ考えても、結局何も得られません。行動して失敗すれば、それが経験になります。行動して成功すれば、それが人生の糧になります。行動しなければ、何も生まれません。
考える事は良いことだが、考えてばかりは良くない
事前に考えること
大前提として、行動する前に、そのリスクをどのぐらい想定するか?などを
事前に考えることは最低限必要になります。先ずは行動って言っても、何も考えずに突き進むというのは、良くないです。ですが、考えてばかりいて、結局行動しないというパターンはよくあることです。人間保守的な思考が勝ってしまう事が多いものです。(これが一般的に普通だとは思いますが)ある程度のリスクを確認したら、先ずはやってみる、やってみて結果を振り返って、次の手を考える、そういう繰り返しが経験値として積み上がっていきます。何度も言いますが、この振り返りがとても重要ですので、強く意識してみて下さい。
収入を増やす手段
残業をする
昇給していかない
給料をもっと上げたい、そう思っても、昇給は年に一回で、自分が希望(期待)したほど昇給していかない、というパターンも多いのが現実だと思います。それではどうするか?というと真っ先に思いつくのが残業ですよね。手っ取り早く給料は増やせますが、時間と体力を奪われます。ワークライフバランスってのも考える必要が出てきます。残業を多くすれば、人事査定で高評価が得られるわけではなく、むしろ固定費の観点から考えてみると、その残業に見合った結果が出せていない場合、かえってマイナス評価になる場合もあります。
無駄に消費
自分の人生の時間と体力を無駄に消費しただけ、という悲しい結果になる可能性もあるということです。この辺りは職場毎に事情は変わってきますが、正直、よほど良い上司に巡り合わなければ、それは期待出来ないだろう、そう思います、経験上。一時的な稼ぐ力をバグらせるのであれば、残業はそれなりに効果があるとは思いますが、あまりオススメはしません。
JAC Recruitment
昇進する
簡単に昇進出来れば苦労しません
昇給の為には昇進する事が出来ればその方が早いし効率的ですが、現実としてそんなに簡単に昇進出来れば苦労しません。
30年以上サラリーマンをやってきた経験から言うと、昇進する人はどんどん上がっていきますが、そうじゃない人は何をどう頑張っても無理です。自分がどういう路線に立っているか?早めに知る事も大事だと思います。頑張れば、努力は必ず報われる、なんてことは、精神論で言われているけど、実際そうなることは少ないと思います。自分の学歴、職場での立場、上司から何を期待されているか、その辺りをしっかり見つめ直してみるのが良いかと思います。
新しい業務にチャレンジする
同じ部署に5年ぐらい居れば、その部署でどのような業務をどのぐらいこなせば評価されるかというのが見えてくると思います。ダメな環境でいくら頑張っても報われない事が多いです。
環境が好転
もちろん上司が変わったりして勝手に環境が好転する事もありますが、社内の別の部署に異動して新しい事にチャレンジしてみるというのも一つの手かと思います。1つ気を付けたいのは、隣の芝は青いということが多い事でしょうか。頑張って異動出来たけど、あれ?あまり変わらない?という事もあると思います。
そして転職
職場にばれないか?
そこまでやっても先が見えない時は、転職を考えましょうか。先ず転職を考えるというと、職場にばれないか?とか、心配になりますが、大丈夫です、ばれませんし、転職活動する事自体は何ら後ろめたい気持ちをもつ必要はありません。転職を検討する事自体には何もリスクも伴わない(検討した結果、結局転職しなければ誰にも何も文句言われる事はない)です。そして、転職を検討すると、自分の本当の価値が見えてきます。そう、自分の市場価値を知ろう!って、本題の事ですね。
以上参考になれば嬉しいです。
では良い転職活動を!